ビーチ代表ラモス監督を沖縄で直撃「W杯へ時間がない」

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「このままだとW杯(本大会)に出られないかもしれない。半年で立て直すのは大変。一番うまいヤツを連れて行く」

 ――今大会はピヴォ(FW)が好調です。

「そう、ピヴォが面白いね。(代表候補の)ゴリ(奥山正憲)や後藤(崇介)が頑張ってるし、(山内)悠誠や赤熊(卓弥)も目の色を変えてやっている。他にもいいものを持ってる選手がいるが、強い相手とやると消えてしまう。昔からいわれている。CFとCBは(気持ちが)優しいとムリ。バティストゥータ、ロマーリオ、ファン・バステン、スキラッチ、カレッカ。みんな気の強いストライカーだ」

 ――今大会は激しい攻防が見どころでした。

「前回の合宿で動かなかった選手に伝えた。チームに戻ると王様みたいにやってるから、戻らなきゃいけないところで戻れないし、ちょっと走るとボールを持った時にパワー不足になる。代表では(攻守を)すぐに切り替えないと使えない。点を取るだけではダメ。後ろに負荷をかけないように守備もしなきゃ。ひとりがサボると終わり。代表は<自分のためだけにやる>人間にはムリ。代表は死ぬか、生きるか。オレはピッチの中に入れないからね。死ぬ気でプレーするヤツを使う」

(取材・構成=フォトジャーナリスト長野記子)

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