【欧州CL】C・ロナウドが古巣マンU相手に決勝アシスト

公開日: 更新日:

 今シーズンからセリエAユベントスでプレーするポルトガル代表FWのC・ロナウド(33)が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で古巣に凱旋した。

 03年から6シーズン在籍した英プレミアのマンチェスター・ユナイテッドとの一戦(日本時間24日午前4時開始)に先発したC・ロナは、前半17分に圧倒的な存在感を見せつけた。主戦場の左サイドから巧妙にポジションチェンジ。右サイドを駆け上がったところでパスを受け、右足インサイドでクロスを放り込むとアルゼンチン代表FWのディバラが、利き足の左足でゴールネットを揺らした。

 終わってみれば、この決勝点をお膳立てしたのが、マンU時代に292試合118得点と八面六臂の活躍を見せ、07―08年シーズンにはプレミア&CL制覇の原動力となった功労者とあって、スタンドの7万人のマンUサポーターも沈黙するしかなかった。

 そのC・ロナが抜けたスペインのレアル・マドリードは今シーズン、得点力不足で低迷を続けている。この日はチェコのプルゼニと対戦。格下を相手に2―1で勝ち点3をゲットしたが、CLと国内リーグで直近の5試合は1分け4敗と不振を極めている。

 C・ロナは、Rマドリードに在籍していた9シーズンに連続して公式戦で30点以上を決めている。

 当然の報いだが、希代のストライカーを放出してしまったツケを払わされているところである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性