丸の“広島エキス”が原監督の狙い G若手を待つ地獄の練習量

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「心おきなく練習ができる環境だったので、早くここで動きたいと思う」

 広島からFAで移籍した巨人丸佳浩(29)が入団会見から一夜明けた12日、川崎市内のジャイアンツ球場を訪れた。

 興味津々な様子でトレーニング設備や室内練習場などの施設を見学。自主トレに訪れていた阿部らとガッチリ握手を交わし、「徐々にジャイアンツの選手になってきたと感じている」と感想を述べた。

 前日の会見で「やみくもにやるわけではないけど、キャンプから能力を高める練習をしていければ」と話したように、広島時代の豊富な練習量は有名だ。

 古巣・広島の関係者がこう言う。

「丸はとにかくバットを振りますよ。春のキャンプでは全体練習後に居残りを延々とやっているし、昔は夜間練習もやっていた。とにかくなかなか宿舎に帰らない。シーズン中もそう。遠征先では試合前や試合後に若手が宿舎で素振りを行うことが義務付けられているんですが、やらなくてもいい丸が出てきて黙々と振り続ける。それは若手の背筋も伸びますよ」

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