丸の“広島エキス”が原監督の狙い G若手を待つ地獄の練習量

公開日: 更新日:

 丸は「11年間カープでやってきたいいものを持っていければ」と話している。

 巨人も最近は全体練習前に体幹トレーニングなどを行う「アーリーワーク」が日常化している。キャンプの練習時間も長くなってはいるが、丸の練習量には及ばない。

 4年ぶりに復帰し、「ボクの中で広島が強い印象はない」と首をかしげていた原監督の狙いはこれである。

「原監督の前政権時、広島は打線が弱かった。それが、なぜリーグV3を達成する強力打線に生まれ変わったのか。どんな練習をやっているのか。広島のエキスを注入してほしいと思っています。それと、丸が練習することによって『あんなにやるのか』と巨人の若手に刺激を与える意味もある。2006年オフに、同じようにMVPの実績を引っ提げて巨人へFA移籍した小笠原もそんな役割だった。キャンプではいつも一番最後まで練習。夜間や休日返上練習などで、他の選手もやらざるを得ない雰囲気に変わっていきました」(チーム関係者)

 4番最有力候補の岡本らにとって、来春は地獄のキャンプになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景