虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

公開日: 更新日:

「走塁技術は阪神内で五指に入るでしょう。社会人時代から研究熱心。思い切ったスタートを切るために、一塁上にいる場面で相手バッテリーがどういう配球をするのか、映像でチェックし、準備していた。練習で気づいたことはもちろん、日々の体調も含めて細かにメモを取る。もともとの技術に加え、アタマを使ってプレーできる。1年目から盗塁王争いをしても、何ら不思議ではありません」

 打撃や守備はどうか。

「体は170センチ、72キロも、非力に見えて小力がある。甘いコースの球はスタンドにももっていける。社会人2年目の都市対抗で首位打者になり、橋戸賞(MVP)を獲得した実績はダテじゃない。守備に関しては、決して肩は強くないが、脚力を生かした守備範囲の広さと、捕球してからの素早い送球で十分にカバーできる。メンタル面も、オンとオフの切り替えが上手だと聞いている。とくに都市対抗などの全国大会ともなると、練習時から周囲の声が耳に入らないくらい集中するそうです。阪神ファンは熱狂的ですが、試合中のヤジもどこ吹く風かもしれません」

 とは、前出のスカウト。

 前評判を覆す活躍を期待してもいいかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」