虎ドラ1近本は赤星タイプ 小粒な新人野手で貧打解消なるか

公開日: 更新日:

「歴代の5番をつけられた先輩方のように活躍したいと思う」

 3日、阪神が大阪市内のホテルで新人7選手の入団を発表。ドラフト1位で即戦力との触れ込みの近本光司外野手(24歳・170センチ、70キロ・左左=大阪ガス)は背番号5のユニホームに袖を通してこう言った。阪神の背番号5といえば新庄剛志が有名だが、「新庄ほどスケールは大きくない。バッティングがシュアで足が速い。タイプとしては赤星でしょう。ただ、“外れの外れ”とはいえ1位で指名するほどの選手なのかどうか。ウチでは3位に評価していましたから」と、在京球団の編成担当者がこう続ける。

「野手は全体的に小粒です。2位の小幡竜平(延岡学園)は内野手で守備はバツグンでも、あまりに覇気がない。プロでは時間がかかりそうだというので、ウチはリストからも外した。3位の木浪聖也(ホンダ)は守備が堅実で打撃もいいショートですが、足も守備も新人王を獲得した源田(西武)の社会人時代には遠く及ばない。ウチは4位に評価していた。野手で将来、中軸を任せられるような選手は見当たりません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった