虎ドラ1近本は赤星タイプ 小粒な新人野手で貧打解消なるか

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「歴代の5番をつけられた先輩方のように活躍したいと思う」

 3日、阪神が大阪市内のホテルで新人7選手の入団を発表。ドラフト1位で即戦力との触れ込みの近本光司外野手(24歳・170センチ、70キロ・左左=大阪ガス)は背番号5のユニホームに袖を通してこう言った。阪神の背番号5といえば新庄剛志が有名だが、「新庄ほどスケールは大きくない。バッティングがシュアで足が速い。タイプとしては赤星でしょう。ただ、“外れの外れ”とはいえ1位で指名するほどの選手なのかどうか。ウチでは3位に評価していましたから」と、在京球団の編成担当者がこう続ける。

「野手は全体的に小粒です。2位の小幡竜平(延岡学園)は内野手で守備はバツグンでも、あまりに覇気がない。プロでは時間がかかりそうだというので、ウチはリストからも外した。3位の木浪聖也(ホンダ)は守備が堅実で打撃もいいショートですが、足も守備も新人王を獲得した源田(西武)の社会人時代には遠く及ばない。ウチは4位に評価していた。野手で将来、中軸を任せられるような選手は見当たりません」

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