ロッテ藤原が好感触 コーチ陣「打撃は本人任せ」は大正解

公開日: 更新日:

 5日のシート打撃で前日に続いて無安打に終わったのがロッテドラフト1位ルーキー・藤原だ。

 しかし、本人が「焦りはまったくない」と言えば、打撃を見守った井口監督は「内容はかなりいい。当たり自体も悪くないしね」とむしろ好感触だった。

 コーチのひとりは「直すところはない」と話しているが、正確な言い方をすれば「藤原の打撃に関しては手を加えてはいけない」ということらしい。

 それがフロントの要望なのか、井口監督の指令なのかは定かじゃないが、藤原は野球名門校である大阪桐蔭出身。意識が高く、自身の課題も正確に把握しているという。現在は打つときに体が前に突っ込む高校時代からのクセの矯正に取り組んでいるそうだ。

 そうやって自ら課題の克服に取り組んでいる選手に対し、周囲があれやこれやと口出しすれば本人が混乱するだけだからだ。

 走塁に関しては大塚コーチがさまざまなアドバイスをしているが、打撃はとりあえず本人に任せる方針だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし