バスケW杯“夢チーム”幻か 渡辺&八村の代表入りにNBA横やり

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 一方の八村は今年6月のNBAドラフトで上位指名が有力視される。「モック・ドラフト」といわれる複数の米メディアによるドラフト予想では、軒並み1巡目指名にランクされた。NBAの指名選手は正式契約後、通常、研修会への参加を義務付けられたり、サマーキャンプなどに参加して9月のチームキャンプに備える。ドラフト1巡目ともなれば、「4年総額20億円」の大型契約となるため、八村を獲得したチームは五輪ならともかく、W杯への派遣に難色を示すのは当然だ。

 8月のW杯は日本国籍を取得した元NBA選手のニック・ファジーカス(33=川崎)中心の国内組での戦いを強いられかねない。日本協会の東野智弥技術委員長は「W杯はNBAなどのトップレベルの選手が参加するため、(2人が出場すれば)自然と価値は上がる」と話すが、ドリームチーム結成は2020年東京五輪までお預けか。

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