戦力外のDeNAに再入団 古村徹が語る合格の秘訣と反骨心

公開日: 更新日:

 ――5年ぶりに復帰したチームの印象は?

「25歳でも中堅の立ち位置。年下も増えて、一年一年が勝負という気持ちが強くなりました。自分にハッパをかけないと、どこか慢心する部分が出てしまうので、一年どころか一日一日が勝負だと思ってやりたい。正直、高卒18歳でプロに入った当時は慢心があった」

 ――一度、戦力外を通告された球団に、今度はテストで合格の判を押され、複雑ではなかったか。

「正直言って、そういうのはありました。そこ(戦力外)から覆るというか、認めてもらったと言うには早いけど、それに近い感覚でした」

 ――普通なら、えっ?となりますが。

「そうですよね。横浜(DeNA)でダメと言われたときも、反骨心というか他の球団に入って『見とけよ』という気持ちでやってきた。それが結果的に同じ球団だっただけ。次こそ見返すという気持ちはもちろん、プレーして恩返しがしたいですね」

(聞き手=中西悠子/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み