著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

戦国時代に突入…玉石混交の“無料”野球データをジャッジ

公開日: 更新日:

 米国では新たな選手評価法が次々に開発され、野球データ戦国時代の様相を呈している。新しい評価法やデータは、まさに玉石混交。本当に価値あるものもあれば、疑問符の付くものも。以下はそれらの中で無料で利用できるものだ。

  ◇  ◇  ◇

■価値ある新データ

①スピンレート……MLBが2015年から導入したスタットキャストデータのひとつで、投球の1分当たりの平均回転数を表す。速球とスライダーのキレは、回転数に比例するためスピンレートの数字が大きいほどキレがあるということになるのでわかりやすい。

②スイートスポット率……打者が投球をバットの芯で捉えた比率。MLBのスタットキャストデータで見ることができる。

③ボール球スイング率……野球データサイトのファングラフスで見ることができるデータで、ボール球に手を出した比率が示されている。

 40%を超すと何でもかんでも打ちに行くフリースインガーと見なされる。

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