著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

メジャー在籍70人以上…ベネズエラの政情不安が米球界直撃

公開日: 更新日:

 ベネズエラを巡る情勢が緊迫している。

 昨春の大統領選挙で再選したニコラス・マドゥロが今年1月10日に大統領就任式を行うと、大統領選挙そのものの法的有効性を疑問視してきた米欧とベネズエラとの対立は深まる一方だった。

 そして、野党出身の国会議長フアン・グアイドが暫定大統領への就任を宣言すると、米国が直ちに承認し、EUも常任議長のドナルド・トゥスクが「国会はベネズエラ市民の民主的な付託を受けている」と指摘して、グアイドの暫定大統領としての正当性を間接的に認めている。

 これに対してマドゥロ政権側は米国との断交を宣言して在米公館の閉鎖を宣言するなど、強気の姿勢を崩さない。

 マドゥロが強硬な態度を取れるのは、ロシアや中国が有形無形の支援を行っているからだ。何より、国連安全保障理事会でベネズエラへの制裁が審議されても、常任理事国である中ロ両国が反対すれば致命的な打撃は避けられると読んでいるため、軍事介入も辞さないとされる米国に対して融和的な政策をとることはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か