五輪V2王者まさかのSP3位 羽生結弦が吐露した焦りの“根幹”

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「久しぶりに頭が真っ白になった」

 こう吐露したのは羽生結弦(24)。21日、世界フィギュアのショートプログラム(SP)で冒頭の4回転サルコーが抜けて2回転となり、規定違反によって無得点に。3位に甘んじた。

「ちょっと焦っていましたね。冒頭のジャンプに失敗して一生懸命になりすぎていた。もっと王者らしくいないとダメだなと思いました」

 珍しく焦りを口にしたのは、実戦から約4カ月間離れていた影響だろうか。古傷の右足首を痛めた昨年11月のロシア杯を最後に、GPファイナルや全日本を欠場して休養に充てていた。

 “後輩”の台頭も目覚ましい。宇野昌磨(21)は羽生不在の全日本選手権は3連覇中。今季、宇野が2位に終わったのはGPファイナルのみ。そのとき頂点に立ったのが、「新4回転時代」を牽引するネイサン・チェン(19=米国)だ。前回王者のチェンはこの日、予定していた4回転フリップを難易度の高いルッツに替えて成功させ、コンビネーションも決めて首位発進となった。

 五輪連覇の絶対王者も、心が揺れている。

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