坂本勇もお気に入り G好調の裏にハイテク機器での打撃改革

公開日: 更新日:

 今季の巨人は打線が好調だ。

 12日の首位ヤクルト戦、初回に岡本が中前へ同点打を放つと、三回には坂本勇が勝ち越し弾。2016年4月から8連敗中だったヤクルト小川から8安打で6点を奪い、土をつけた。

 巨人は今季から打撃改革を行っていた。メジャー球団も使うハイテク機器「ブラストモーション」を導入し、打撃練習を行っていることが、12日までに明らかになった。

 データ分析室長の高梨慎一氏がこう説明する。

「『ブラスト』はバットのグリップエンドに装着する機器(小型センサー)で、DeNAが(昨秋キャンプから)本格的に導入していますが、巨人も試験的に始めているんです」

 すでにメジャーでは、アストロズなど複数の球団が導入している。高梨氏によると、スイングの速度や角度、ミートポイントなどが数値化され、手首の動きなども測定できる。これをタブレット端末で瞬時に確認できるという。確かに今季は、打撃練習中にタブレットをのぞき込んでいる選手が目立つ。この日2安打2打点で打率.405で首位打者(12日現在)の坂本勇などが重宝しているという。高梨氏が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?