広島V逸なら緒方政権今季限り 次期監督候補に金本氏急浮上

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「昨年まで二軍の投手コーチとして育成を学び、満を持して一軍のチーフ格に昇格した途端、チームがこれでしょう(リーグ5位のチーム防御率4・35)。今や崩壊しつつある投手陣の責任者ですから。そのうち、チームが低迷する一因とされ、やり玉に挙げられる可能性もある。仮にV逸して緒方監督が引責辞任した場合、いくら球団が保護したとしても、佐々岡コーチが次の監督に座るのは説得力に欠ける。責任感が強く、緒方監督と一緒に身を引くことも考えられます。球団にとってこれは大誤算でしょう」(球界関係者)

 そこで有力になるのは前監督の野村氏だ。さるチーム関係者がこう言う。

「V3を果たしたことで、球団内で前監督を再評価する動きがある。丸、菊池、田中、鈴木誠也といったV3を支えた主力を1年目から辛抱強く起用しながら育成したことで、5、5、4、3、3位だった功績を見直そうというのです。現チームの種をまいた人物でもあり、2回目の監督を任せてみようという意見もある。長らく候補といわれる前田(智徳氏=47)は本人にその気がなさそうなので除外されます」

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