巨人菅野“腰の爆弾”の深刻度…OB投手は早期復帰に疑問符

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(29)が21日、腰の違和感で出場選手登録を抹消された。

 故障による二軍落ちは2016年8月に左足親指負傷で抹消となって以来、3年ぶりのこと。22日のDeNA戦に先発予定だったが、20日にブルペン入りした際に痛めたという。原監督は雨天中止となったひたちなかで報道陣に対応し、「腰の違和感というか、1回抹消して様子を見ようということ。そんな重症ではないと聞いているが、明日の登板はちょっと難しいということで、それなら抹消しようと。(10日間で復帰?)僕は分かりません。神のみぞ知るでしょう。しっかり治して早くなればいい」と説明した。

 最近はらしくない投球が続いていた。前回15日の阪神戦でプロ入り初の2ケタ失点となる自己ワーストの10失点。プロ入り後初めて4本塁打を浴び、六回途中11安打で降板していた。今季浴びた13本塁打は12球団ワースト。昨季まで2年連続で沢村賞を受賞しているが、7年目の今季は8試合に登板し、リーグトップタイの5勝(3敗)、同トップタイの2完投ながら、防御率は4・36で規定投球回数到達者でワースト2位だった。「明らかに疲労。ここ数年、投げさせ過ぎです」と元巨人投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち