ワースト7失点3連敗…雄星に“持病”の「苦手意識」再発懸念

公開日: 更新日:

 分析されたら、それ以上のパフォーマンスで相手の対策を上回るしかない。そこで気になるのが本人の性格だ。

 西武時代はソフトバンクにプロ入りから通算19試合で1勝13敗。昨季9月にようやく初勝利を挙げるも、CSではKOされている。一度苦手意識を持つと、引きずるタイプなのだ。

 ホークスのスタッフが言う。

「ウチも『菊池を攻略した』と胸を張れる試合はそんなに多くないんですよ。『今日の菊池はとてもじゃないが打てない』と、早い回に主力が白旗を揚げた試合もある。それなのに突然、フォームを気にして四球を連発、自滅というケースが少なくなかった。苦手意識があるから、普段以上にコースを突こうとして失敗していたフシがあった」

 菊池は試合後、「経験したことがない悔しさ。苦い経験、失敗を次につなげていきたい」と話した。打ち込まれているエンゼルスやアスレチックスは同地区で対戦も多いだけに、負の連鎖にならなければいいが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 2

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  3. 3

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  4. 4

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  5. 5

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(46)“吉永小百合論”、「偏見に満ちているかもしれない。でも、それでいい」

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 8

    「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン

  4. 9

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  5. 10

    新庄監督の去就は“白紙”と強調…日本ハム井川伸久オーナー意味深発言の真意