デラロサも活躍未知数…G“9助っ人に12億円”に他球団が溜息

公開日: 更新日:

 巨人懸案のリリーフ陣に救世主が現る――というほどのインパクトは残せなかったわけだが、球団もハナからそこまでは期待していない。

 チーム関係者によれば、「首脳陣は、すぐにデラロサを守護神に抜擢するつもりはなく、勝ちパターンはあくまで今のマシソン、中川に任せる意向です。デラロサが結果を出して不安の残るリリーフ陣に安定感をもたらしてくれればもちろんいいが、球団は今後の結果次第では、来季の先発起用を視野に入れている。つまり、来年以降を見据えた上での途中補強でもあり、今季に限っては守護神定着までは望んでいないのではないか」というのだ。

 それで、ポンと年俸3000万円の途中補強とは太っ腹だが、そもそも今季の巨人は助っ人の年俸だけで実に、10億円を軽く超えるカネを出している。今季は9人もの外国人選手が在籍し、育成の助っ人も含めれば総勢11人の大所帯。現在一軍にはビヤヌエバ、マシソン、この日デビューしたデラロサが登録されているが、前半戦で一軍の戦力になったのは、今は抹消中ながら、ここまで先発として6勝4敗、防御率3.39だったメルセデスくらいのものである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異