清宮の弟・福太郎は“スーパー1年生” 3カ月でレギュラーに

公開日: 更新日:

 兄に続いて弟も好スタートを切ったと、スポーツ紙が騒いでいる。

 清宮幸太郎(20=日本ハム)の弟・早実の清宮福太郎(1年)が17日、西東京大会3回戦(対小平西戦)で公式戦デビュー、先制の2点適時打を含む2安打で勝利に貢献した。

 日本ハムの清宮は高校通算111本塁打。早実1年時に夏の甲子園で2本塁打を放ち、チームを4強に導いた。福太郎が幸太郎並みの選手かはともかく、ケタ違いの実力を持った1年生のいる学校が夏の甲子園で上位に進出したケースは多い。

 桑田、清原の1年生コンビで臨んだ1983年のPL学園(大阪)は優勝。「バンビ」の異名をとった坂本佳一擁する東邦(愛知)は77年、荒木大輔の早実は80年、仁志敏久の常総学院(茨城)は87年に準優勝。中田翔(日本ハム)の大阪桐蔭は2005年に4強入りしている。

野球名門校は、ただでさえ選手層が厚い。ベンチ入りするだけでも大変なのに、入学して3カ月かそこいらで上級生を押しのけてレギュラーになるのだから、実力はケタ違いです。そんな逸材が上級生の庇護のもと、変なプレッシャーもなく躍動する。だから結果も出すし、1年生に引っ張られるようにして上級生も活躍する。相乗効果が期待できるのです」とは、西日本の強豪校の監督だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景