中島は久しぶりスタメン…巨人“あぶれた補強組”の行く末

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 巨人中島宏之(36)が久しぶりにスタメンに名を連ねた。

 17日のヤクルト戦で5月22日のDeNA戦以来となる2カ月ぶりのスタメン出場。ヤクルト先発が左の山田大だったため、今季7度目の起用だったが、2タコに終わり、1点差に追い上げた六回2死一塁で代打を送られた。打率は.157である。

 中島は先月19日のオリックス戦で移籍1号を放ってから、1カ月近く安打が出ていない。久しぶりに訪れたアピールのチャンスだったが、原監督の起用に応えられず、チームの連勝は5でストップした。

 巨人はオフに総額40億円といわれる大補強を敢行した。FAで獲得した丸は打率.307でチームを牽引。同じくFA入団の炭谷も出場は38試合ながら打率.267。リード面で投手陣や首脳陣の信頼が厚く、昨季までの正捕手・小林を脇に追いやり、「第1捕手」の座をゲットしている。

 が、大補強組の中でも、この2人以外は実はパッとしない。正三塁手のビヤヌエバは、中島同様、2打数無安打で代打を送られた。打率.226で大事な場面では常に代打を送られる。三塁手として守れるという評価はあっても、年俸2億2000万円の助っ人としては、ずいぶん“燃費”が悪い。

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