痛恨の同点3ラン被弾…巨人新助っ人デラロサの重大欠陥

公開日: 更新日:

 また打たれた。

 23日のヤクルト戦。巨人は5―2で迎えた八回2死一、二塁で、好投の山口から新外国人のルビー・デラロサ(30)にスイッチ。しかし、交代直後の初球、青木に153キロの直球をジャストミートされると、打球は右翼席中段へ。痛恨の同点3ランとなった。

 先発した山口は7回3分の2を111球、4安打4失点。11勝目の権利を持ってマウンドを降りたが、継投策が裏目に出た格好だ。原監督は試合後、「俊には申し訳ないことをした」と謝ったが、試合は同点の九回に代打・重信がサヨナラ打。継投ミスをナインがカバーし、巨人は連敗を4で止めた。

 勝ったとはいえ、心配なのは6試合目の登板で防御率4.50となったデラロサである。17日のヤクルト戦で自己最速の159キロをマークした。原監督は「球が強いから」と緊迫した場面で送り出すものの、20日の広島戦ではバティスタに勝ち越し弾を浴び、この日も痛恨の同点弾。まだ広島とヤクルトの2球団しか対戦していないが、150キロを大きく超える剛速球がいとも簡単に打ち返されるのはなぜか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終