大船渡・佐々木“12回194球”完投勝利も 日米スカウトは複雑

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 リミッターを外した。

 21日、大船渡の佐々木朗希(3年)が、盛岡四との岩手大会4回戦に先発。八回に大谷翔平(現エンゼルス)と並ぶ高校生最速タイの160キロをマークするなど、延長12回194球をひとりで投げ抜いた。21奪三振の快投で、準々決勝(22日)にコマを進めた佐々木。延長十二回には決勝2ランを放ち、目からは涙がこぼれた。

「負けたら終わり。すごい重圧とかがあった。その中で勝ちきることができて、少し良かったなと思いました」

 延長に入ると肩で息をするようになった。今季最多となる球数を目いっぱいの力を振り絞って投げた。相手の盛岡四は春の準優勝校。21三振を奪いながらも、150キロ超の速球にバットを当てられたり、変化球を悠然と見送られたりもした。2―0とリードして迎えた九回には同点に追いつかれた。

 国保監督によれば、佐々木が入学した就任時から、夏の3回戦以降の「5日間で4試合」をいかに乗り切るかを考えていたという。佐々木の出力をどのタイミングで上げるのか。それがこの盛岡四戦だったということになる。3年生になって体が出来上がってきたことも後押しした。

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