エ軍大谷サイ・ヤング級投手との対決は二刀流の生きた教材

公開日: 更新日:

 大谷は、マウンド上では打者目線で投球を組み立てる一方、打席では投手心理を読み取って狙い球を絞るなど、二刀流の利点を存分に生かしている。特に打席では、「相手バッテリーの配球が自分の投球の参考になることもある」と話している。

 大谷は6日にブルペン入りした際には術後、最多の50球を投げ込むなど、投手としてのリハビリは最終段階に入った。順調に調整が進めば、10月中の実戦復帰が見込まれる。

 大谷は昨年9月2日のアストロズ戦(2回3分の1を2安打2失点)を最後にマウンドから遠ざかっている。今回、対戦するのは変則左腕のセールに、技巧派のポーセロと、タイプはそれぞれ異なる。揃って独特な投球スタイルの持ち主でもあるだけに、投手としての感覚を取り戻すうえで幅は広がるだろうし、生きた教材になるに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」