矢野続投決まり一丸 阪神「3位狙い」で山場の巨人3連戦へ

公開日: 更新日:

 2位・DeNAと4、3位・広島とのゲーム差を4.5としている首位巨人。最短のマジック点灯日は来週20日となっている。

 巨人は台風の影響で急きょ広島に1日延泊。16日に帰京し、そのまま東京ドームでの阪神戦に臨む。

 大事な広島戦を2勝1敗でしのぎ、一息つきたいところだが、巨人は最近、阪神に手を焼いている。4月こそ6連勝とカモにしたが、5月以降の対戦成績は4勝6敗。そのうち、ここ数年得意としている敵地・甲子園で3勝。東京ドームではわずか1勝にとどまっている。

 一方の阪神は15日現在、借金4の4位だが、クライマックスシリーズ(CS)出場圏内の3位広島に4ゲーム差と背中が見えている。

「阪神の矢野監督が藤原オーナーから正式に来季の続投要請を受けていたことが11日に分かったでしょう。来季は3年契約2年目だから続投は既定路線だけど、コロコロ二転三転するのが阪神という球団。トップが改めて全面支援のお墨付きをくれて、矢野監督は気分を良くしている。こういう時はパッとチーム状態が上向くことがある。監督がオーナーと話し合ったその日、広島に大逆転勝ちしましたからね。巨人とは8.5差だから、現実問題として追いつけないだろうけど、3位になればCSに行ける。CSに出られれば、日本一の可能性が残されるから、選手は諦めていない。就任1年目の矢野監督としては、ファンが納得するように、宿敵巨人との対戦成績をなんとか五分近くにもっていきたい。現在6勝10敗。この3連戦が大事になります」(関西の放送局関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗