8得点圧勝も喜べず…スクイズ2度失敗でまたダメ虎ぶり露呈

公開日: 更新日:

「毎試合これだけ打ってくれたらどれだけ楽か……」

 矢野監督がそう思ったとしても不思議ではないだろう。阪神は糸原、マルテ、梅野の3本塁打を含む9安打で大量8得点。投げては先発青柳から救援4人をつぎ込んでの完封リレー。巨人戦3連敗の嫌なムードを吹き飛ばす完勝劇だったが、課題も露呈した試合だった。

 両軍無得点の五回裏、阪神ベンチは無死二、三塁から8番梅野に2ボールからスクイズのサインを出して失敗(ファウル)。二飛に倒れた。ベンチは続く青柳にも1ストライクからの2球目にスクイズを命じたがこれもファウル。結局、青柳は外角のクソボールを振って三振した。その後、近本が申告敬遠、木浪への押し出し四球で阪神は難なく先制。福留が走者一掃の3点適時打でゲームの主導権を握ったわけだが、12球団最少得点(417)が示すようにそもそもが打てないチームだ。

 この日は相手先発浜口の突然の乱調と福留の適時打以降も、6本の長短打が出てバカ勝ちしたものの、「ここぞという時にきっちり点が取れないのは、日頃からバントや走塁を軽視しているから。外角の何でもない直球(ストライク)をきっちり前へ転がすことができない青柳のスクイズ失敗が象徴的だ」(OB)という厳しい声もある。ベンチワークではなく、「打ったら勝った、打てないから負けた」という、神頼みのような野球をやっていては、誰が監督やっても阪神はBクラスが指定席となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  5. 10

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒