佐々木の韓国戦1回降板は“人災” 首脳陣の起用法に批判噴出

公開日: 更新日:

「いつでも投げられるように、守備で肩をつくる意味も含めて、野手として出場させている」とは、さる関係者だが、来る日も来る日も投げ続けて疲労困憊、もはや気合だけで投げているのが実情だという。

 西と並ぶタフネス右腕の飯塚は、登板10分前に肩をつくらされたこともあった。

「5日のカナダ戦で7回18奪三振の快投をした奥川は、今大会初登板で2週間ぶりのマウンドということもあり、予定は五回までだったという話もある。五回を終えた時点で、想定よりも少ない球数だったため、ベンチが投げられるか確認、奥川が『行けます』と直訴したことで七回まで投げましたが、久しぶりの登板だけになおさら慎重を期すべきです」(前出のパ球団スカウト幹部)

 強豪校で揉まれた投手でさえ、「いつ投げるかわからないから落ち着かない。球がいかないからブルペンで何球も投げてしまう。困っています」と、首脳陣の起用法に頭を抱えているほどなのだ。

 さて、高野連の竹中事務局長は試合後、佐々木の降板についてこう説明した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動