野球に集中できるのか?U18日本代表“厳戒態勢”でピリピリ

公開日: 更新日:

 29日夜、試合会場である機張現代車ドリームボールパーク(韓国・釜山)で公式練習を行ったU18日本代表。佐々木(大船渡)や奥川(星稜)らが30日のスペインとの開幕戦に向けて調整をするグラウンドに、物々しい雰囲気が漂った。

 球場には、胸に「POLICE」のバッジをつけたコワモテの男性たち。韓国の地元警察官だ。

 2時間の練習中、グラウンド内外に目を光らせ、選手、関係者の警備に当たっただけでなく、チームバスでの宿舎と球場との往復の際にも、一定の場所までパトカーが先導する形で“護衛”。日本代表が球場入りする際には4台のパトカーと4人の警察官が出動した。

 関係者によると、日韓両国の間で政治的な緊張感が高まる中、大会の主催者であるWBSC(世界野球ソフトボール連盟)がホスト国である韓国側に日本代表の警備を要請。地元警察がこれに応える形で実現した。

 今大会を通して、日本代表の移動の際の護衛と、球場施設内の警備を行う。これは日本代表だけのガードという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗