2敗が5人で混沌…秋場所を制する力士候補と賜杯に近いのは

公開日: 更新日:

 本命か対抗馬か、大穴もあるか。

 2横綱1大関が休場中の大相撲9月場所。案の定、賜杯争いは混沌とし、誰が優勝してもおかしくない場所になった。

 17日現在、トップを走るのは2敗の御嶽海(26)、貴景勝(23)、朝乃山(25)、隠岐の海(34)、明生(24)の5人。3敗の宝富士(32)、剣翔(28)にもチャンスはある。

 そんな中、優勝候補と言われているのが朝乃山、御嶽海、貴景勝の3人だ。

 いずれも昨年から今年にかけて初優勝を果たした気鋭の力士。今後の土俵を背負って立つことが期待されている。

 ある親方は「優勝経験があるとないとでは大違い」と、こう話す。

「一般の人が考えている以上に、賜杯を抱くというのは力士にとって最大の名誉。自分の相撲に自信を持てるし、過去には『あれで人生が変わった』と話した力士もいたほどです。当然、競った終盤戦などでは自信が力になる。その意味では彼ら以外の2敗、3敗力士は厳しいのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差