ラグビーW杯A組ライバルは準備万端 日本に“地の利”はない

公開日: 更新日:

 同氏によれば、スコットランドは、来日前から湿気対策に着手。前日本代表HCで、現在はイングランド代表を率いるエディー・ジョーンズ氏も取り入れたように、あえて湿度を上げた室内で練習するなど、入念な暑さ対策を繰り返してきた。

■日本社会まで理解する

 さらに、不慣れな異国での生活から生じるストレスを極力、軽減するためだろう、スコットランドはチーム全体で、日本社会の理解にも取り組んだ。

「日本についての文化的な講座、ワークショップなどを実施して(選手に)日本のカルチャーや習慣を理解させるように努めました。(日本人との)コミュニケーションの取り方などは調整が必要でしたが、今では問題ありません」(スコット氏)

 強豪国は、気象条件のハンディを乗り越えただけでなく、日本文化への理解も深めたというのだ。

 日本は「地の利」というアドバンテージに頼らず、真っ向からぶつかるしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは