3年連続地区制覇アストロズがプロスカウト“クビ切り”の訳

公開日: 更新日:

 メジャーでいま、最もコンスタントに好成績を収めているのはアストロズだ。今季まで3年連続100勝以上をマークして地区優勝。一昨年はワールドシリーズを制覇、今年もWシリーズに駒を進めてナショナルズと戦っている。

 ルーノウGMがデータを重要視、戦略に取り入れて結果を出してきたものの、他球団も続々と模倣。もはや「データそのものの優位性はなくなった」(同GM)とか。そこで少しでも他球団の予測の先をいく、データの使い方を考えることで強さを維持している。

 例えばFAやトレードに携わるプロスカウト部門は、実質的に責任者とアナリストの2人で成り立っているという。「データとビデオ映像があれば問題ない」と、クビを切られたプロスカウトは一人や二人ではない。メジャーではしばらく「数字」が幅を利かせそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」