U-22コロンビアに0-2完敗…森保五輪Jは“ないない尽くし”

公開日: 更新日:

 五輪代表(Uー22)監督を兼務する日本代表の森保一監督にとって17日のUー22コロンビア代表戦(広島)は、絶対に負けられない試合だった。

 2020年東京五輪の目標として「金メダルを獲得する」と言い切っている森保監督にしてみたら、世界のトップ級ではないコロンビア相手に負けているようでは話にならない。
 
 さらに試合会場は、第二の故郷・広島である。長崎日大高を卒業してからはJ広島の前身・マツダでプレー。引退後は広島を率いて12、13、15年シーズンにJを制している。その論功行賞もあって日本代表・五輪代表兼任監督のオファーが舞い込んだ。広島のファンの前で恥ずかしい試合が出来るハズもない。

 兼任監督に就任してからも、常に〈被爆地への思い〉を口にする。その被爆地・広島で15年ぶりに開催された〈代表戦〉である。勝てないまでも完敗は避けなければならなかった。

 だからこそ森保監督は試合前から「現時点のベストメンバーでいく」と断言。日本代表に欠かせない存在であるスペインの久保建英(18)、主軸を張っているオランダの堂安律(21)の2人を先発させた。当然、メディアやサポーターの関心も高まり、いよいよ不出来な試合は見せられなかったにもかかわらず……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?