今平は痛恨ダボ…18番パー3は今の男子プロには難しすぎる

公開日: 更新日:

ゴルフ日本シリーズJTカップ】最終日

 会場名物の最終18番パー3(227ヤード)に男子ツアーを代表するトップ30が揃っててこずった。本戦でバーディーを奪った選手は一人もおらず、平均ストロークは3・60。18ホール中、最も難易度が高かった。

 史上5人目の2年連続賞金王タイトルを獲得した今平周吾(27)もダブルボギーをたたきプレーオフ進出を逃した。直前の17番パー5を含めて5バーディー、ノーボギーで回っており、通算9アンダーまでスコアを伸ばして単独トップに立っていた。ところが18番はティーショットがグリーンに届かず花道へ。アプローチはピンを1メートルオーバーして、「(下りのラインを)薄めに入れたいと、強く打ったら、左に行っちゃいました」(今平)とパーパットは2メートルもオーバー。返しはカップに届かなかった。

 最終日は例年グリーン手前にカップが切られる。ピン上から下りのラインを残すのは、傾斜がきつくてライン読みとタッチが繊細になり、1パットで決めるのは至難の業だ。だからピン上1メートルより、花道のほうがパーセーブしやすいとさえいわれる。さらにティーイングエリアからは西日がきつくて、選手には攻めづらいレイアウトだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択