オリが獲得“282本男”ジョーンズにユーキリスの二の舞懸念

公開日: 更新日:

「来年の8月で35歳という年齢からすると、上がり目は期待できません。メジャーでは、35歳を境に外野手の実力は衰えると見られており、ジョーンズがオリックス入りを決断したのは、メジャーで好条件を得るのは厳しいと判断したからではないか。実際、ジョーンズは攻守とも下り坂に差し掛かっています。ここ数年はボール球に手を出す率が40%台で推移しており、スライダー、変化球で打ち取られるケースも増えた。パ・リーグの投手陣に苦戦する可能性は高く、三振数は3ケタを記録するかもしれません。かつて楽天でプレーしたユーキリス程度ではないかと見ています」(スポーツライター・友成那智氏)

 ケビン・ユーキリスといえば、レッドソックスの元4番打者ながら、楽天では21試合に出場しただけで(打率・215、1本塁打)、故障もあって帰国した大物だ。

 ジョーンズはオリオールズ時代にメジャーでの人種差別を告発して、黒人や米国外出身選手の地位向上に努めるなど、人格者として知られた。若手へのアドバイスを惜しまず、クラブハウスリーダーとしてナインの信頼も厚かった。不可解な選手起用があると、ショウォルター監督に食ってかかることもあったという。が、存在感を発揮するのはグラウンド外なんてことにもなりかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは