巨人・中島が年俸1.5億円→2000万円 それでも「高い」の声

公開日: 更新日:

 プロ野球史上3番目のダウン幅だそうである。

 3日、巨人中島宏之(37)が契約更改交渉に臨み、1億3000万円減となる年俸2000万円でサイン。87%ダウンは90%の杉内俊哉(2015年=巨人)、88%の伊藤智仁(02年=ヤクルト)に次ぐ過去最大級のダウン率となった。

「(今季は)なにもできなかった。下がるのは当然のこと。またユニホームを着るチャンスをもらえたので、なんとか貢献できるようにしたい」

 そう話した中島だが、改めて驚かされるのが今季の年俸が1億5000万円だったことである。

 中島は年俸3億5000万円だったオリックス時代の18年オフに球団から年俸1億円前後を提示された。その年は77試合の出場で打率・289、5本塁打、34打点。当然の大減俸だが、本人がこれを不服として自由契約を主張。そこに手を差し伸べたのが巨人の原監督で、自らが指揮を執った09年WBC以来、公私に付き合いのできた中島の獲得を決め、「私と相性がいい」などと言って1億5000万円もの年俸を用意した。37歳になる落ち目のベテランに、いくらなんでもベラボーだろ、という声が当初から上がっていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由