平野美宇トップ12準Vも…五輪卓球団体“当確”に自信の根拠

公開日: 更新日:

 その平野についてTリーグチェアマンの松下浩二氏はこう見ている。

「両ハンドで速い攻めが平野選手の最大の武器。速さは中国選手にも引けを取らない。今季苦戦していたのは、五輪の代表権がかかった試合が続き、かつて経験したことがないプレッシャーがあったからでしょう。昔に比べると最近はうまくセルフコントロールができるようになったと感じます。ポーカーフェースというか、表情に出さずに自分を鼓舞したり、最後までもがいて諦めないようになった。卓球は自分との闘い。試合中、劣勢のとき、いかに自分をコントロールできるかで勝負が決まる。ここまでいろんな経験を積んで、我慢をしながらプレーすることを覚えて成長したと思う」

 平野はリオ五輪で代表枠の3人に選ばれず、「サポートメンバー」としてチームに帯同。東京五輪は団体メンバーとして3大会連続のメダル獲得に挑むことになりそうだ。

【写真特集】2018年全日本卓球選手権

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?