平野美宇トップ12準Vも…五輪卓球団体“当確”に自信の根拠

公開日: 更新日:

「団体要員はやっぱり平野でしょう」

 卓球ファンの誰もがそう思ったのではないか。2020年世界卓球団体戦(3月・釜山)の日本代表最終選考会を兼ねたジャパントップ12のファイナルラウンド女子決勝は、伊藤美誠(19)が平野美宇(19)を4―1で下し初優勝した。

 東京五輪の女子シングルス代表は世界ランク4位の伊藤と同10位の石川佳純(26)に内定。もう1人の団体要員は1月6日に発表される。

 今大会の平野は第1ステージで早田ひな(19)を4―2で破り優勝。世界卓球の出場権を手にすると、22日のファイナルステージは準決勝で石川を4―2で撃破。伊藤の壁は崩せなかったものの「(11位という)世界ランクは国内3番手なので、(五輪代表に)選ばれてもおかしくないと思う。選ばれたらチームのために貢献したい」と言った。

 団体メンバーの世界ランクは団体戦のシード権にも影響する。平野は国内3番手で、中国選手に対する「耐性」も伊藤に次ぐといわれていることから、代表入りは間違いないとみられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  4. 4

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  5. 5

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす

  5. 10

    ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない