東京マラソン追随か 新型肺炎拡大でスポーツ界がピリピリ

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 さらに同日の3月8日には、大相撲大阪場所がエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催される。

 相撲協会は「現在、状況を見極めているところです」と言うが、裸同然の無防備な力士はもちろんのこと、観客も常に感染の危険にさらされる。特にマス席は1・3メートル四方に最大4人が座るのだから、イヤでも濃厚接触は避けられない。

 プロ野球もてんてこ舞いだ。多くの球団がファンサービスを自粛し、阪神のようにジェット風船の自粛を呼びかけたチームもある。現在、沖縄でキャンプを張る日本ハムの広報部は「すでにアナウンスしていますが、サイン、握手、プレゼントの授受についてはお断りすることもあります」と言う。

 今月末からは各球団の本拠地でオープン戦が始まる。特に気になるのが密閉されたドーム球場だろう。万単位の観客が集まるとなれば、イヤでも感染の危険性は増す。

 29日に東京ドームでヤクルトとのオープン戦を主催する巨人の広報部は、「予定通り、開催する方向です」としたが、今後の状況次第では予断を許さない。

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