東京マラソン追随か 新型肺炎拡大でスポーツ界がピリピリ

公開日: 更新日:

 3月1日に開催される東京マラソンで一般参加者の出走が中止になったことを、17日、主催の東京マラソン財団が発表した。

■返金なしの“ボッタクリ”

 原因は世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。国内でも毎日のように新たな感染者が見つかっている。東京マラソンには約3万8000人がエントリーしており、感染拡大の危険性が叫ばれていた。ちなみに走れなかった一般参加者は来年同大会の出走権は与えられるものの、参加料(国内ランナー1万6200円、海外ランナー1万8200円)は返金されず。しかも、来年はまた参加料を払わなければならないのだから、泣くに泣けない。

 東京マラソンの1週間後、3月8日に行われる名古屋ウィメンズマラソンもコロナウイルスに神経をとがらせている。こちらも一般参加を含め、出走者は2万人以上(昨年は2万1436人)。東京マラソンに追随するのか、広報事務局の担当者は日刊ゲンダイの問い合わせに、次のように答えた。

「現在、協議中です。協議の内容を含め、何かしらの対応が決まり次第、早急にお知らせします」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情