球界随一の理論派がなぜ一生の伴侶に沙知代夫人を選んだか

公開日: 更新日:

 初めて沙知代夫人と会ったのは1995年、神宮の室内練習場だった。彼女は港東ムースというリトルリーグのオーナーを務めていた。

 野村監督は時間があれば顔を出す。連れだってリトルの練習を見ていたときのことだった。

 沙知代さんが「ちょっと」と保護者のひとりを呼んで、こう言った。

あのひとに言っといて。子どもをぶつな、って。でなきゃクビにする。子どもをぶっていいのはあたしだけなんだから」

 選手を殴ったコーチが許せなかったのだ。

 遅れてきた息子の野村克則氏が隣に座った。当時、明大の4年生。11月のドラフトヤクルトから3巡目指名、プロ入りが決まっていた。その克則氏に、つい心構えなどを話した。父親が偉大だから、などとアドバイスしたのだが、話の途中で黙って消えた。しばらくして両親も消えた。

■「あなた、息子に何言ったの?」

 練習場の外へ呼び出されて沙知代さんに言われた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網