阪神が大商大とOP戦 狙いはドラフト候補のチェックにあり

公開日: 更新日:

 社会人のスポニチ大会は中止だし、センバツが開催されたとしてもオレたちスカウトは入れないかもしれない。

 このご時世だ。試合を見たいファンに遠慮してもらうのは分かるとしても、オレたちは仕事だからね。ホント、商売あがったりさ。

 10日に埼玉で予定されていた12球団スカウトのコンペまで中止に。優勝狙って手にマメまでつくった極秘練習も水の泡か……なんて落ち込んでいたら携帯が鳴った。部長からだ。

 なるべく外出を控えておとなしくしてろって指示かと思ったら逆。「球団の二軍とか三軍が大学生や社会人相手にやるオープン戦を、しっかりマークしておけ!」って。

 例えば5日には阪神の二軍が大商大とオープン戦をやった。8日には巨人の二軍が中大、10日には巨人の三軍が早大とオープン戦を行う。

■生の情報は貴重

「スポーツマスコミは5日の試合を受けて、藤浪のデキがどうこう言ってたけど、あのオープン戦は藤浪の調整が目的じゃないからな」と、部長がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾