阪神が大商大とOP戦 狙いはドラフト候補のチェックにあり

公開日: 更新日:

 社会人のスポニチ大会は中止だし、センバツが開催されたとしてもオレたちスカウトは入れないかもしれない。

 このご時世だ。試合を見たいファンに遠慮してもらうのは分かるとしても、オレたちは仕事だからね。ホント、商売あがったりさ。

 10日に埼玉で予定されていた12球団スカウトのコンペまで中止に。優勝狙って手にマメまでつくった極秘練習も水の泡か……なんて落ち込んでいたら携帯が鳴った。部長からだ。

 なるべく外出を控えておとなしくしてろって指示かと思ったら逆。「球団の二軍とか三軍が大学生や社会人相手にやるオープン戦を、しっかりマークしておけ!」って。

 例えば5日には阪神の二軍が大商大とオープン戦をやった。8日には巨人の二軍が中大、10日には巨人の三軍が早大とオープン戦を行う。

■生の情報は貴重

「スポーツマスコミは5日の試合を受けて、藤浪のデキがどうこう言ってたけど、あのオープン戦は藤浪の調整が目的じゃないからな」と、部長がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方