阪神が大商大とOP戦 狙いはドラフト候補のチェックにあり

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「あれは大商大のドラフト候補右腕・吉川貴大がプロのレベルでどうなのか、チェックしたい阪神サイドの意向で実現したんだろう。巨人が中大や早大とわざわざオープン戦をやるのも、目当てのドラフト候補がいるからさ。中大には内野手の牧秀悟、早大には左腕の早川隆久がいる。オープン戦は他球団のスカウトもネット裏から見るかもしれないが、ドラフト候補と対戦する投手や打者が、マウンドや打席で得られる生の情報は貴重だ。首脳陣も実際にグラウンドレベルでドラフト候補をチェックできるわけだからな」

 こう言う部長が引き合いに出したのは過去にあったケース。

 例えば巨人が2013年のドラフトで東京ガスの石川を1位入札(クジでロッテが指名)したのは、事前にオープン戦をやって実力を把握していたから。西武が10年のドラフトで日本通運の牧田(現楽天)を2位指名したのも、事前のオープン戦での好投が大きな根拠になったらしい。

「当時は牧田を上位で評価する球団はほとんどなかった。けど、西武は実際に牧田と対戦したからこそ、その実力を正確に把握することができたんだ。コロナ禍だからって、ゴルフばっかりやってんじゃねーぞ!」

 なんでバレたんだろう……なんてクビをかしげながら、渋々、手帳に書き込んだオープン戦の日程を見直したさ。

(プロ野球覆面スカウト)

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