著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神長老OB吉田義男のすごさ 86歳でも隠居知らずバリバリ

公開日: 更新日:

 フォークボールの神様として知られる元中日の大投手・杉下茂氏が今年はキャンプ地に姿を見せなかったという。94歳という超高齢であることを考えると、お体のことが心配になってくる。球界のご長寿OBといえば、他に関根潤三氏(92)が思い浮かぶが、氏もまた最近はキャンプ地などの現場やメディアなどで姿を見かけなくなった。

 昨年は天下の400勝投手・金田正一氏が86歳で亡くなり、先月は野村克也氏が84歳で逝去した。いくら往時は強靱な肉体を誇ったレジェンド野球人といえども、そこは普通の人間なのだから80歳を越えると衰えが表れて当然だ。各メディアでの野球評論にしたって、今は40~50代のOB、つまり平成のプロ野球を彩ったスターたちが主として活躍しており、昭和後期のスターであった落合博満氏や掛布雅之氏、江川卓氏といった60代以上のOBはすっかり大御所になってしまった。OB業界も世代交代しているのだ。

■今もキャンプ地で仕事

 そんなことを考えていると、ある大物OBの姿が脳裏に持ち上がってきた。年齢は金田氏と同学年の86歳。それでいて、今もなおキャンプ地に頻繁に足を運び、地上波テレビやラジオでの野球解説もレギュラーとして担当し、スポーツ新聞での批評連載も続けている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状