戸郷が10失点で投壊…G原監督が開幕延期で放つ“次の一手”

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 巨人戸郷翔征投手(19)が10日のソフトバンク戦に先発。4回途中9安打10失点とめった打ちにあった。

 初回に1番・牧原からいきなり5連打。4番・バレンティンには3ラン、続く松田にもソロを浴びた。四回には松田にこの日2発目となる3ランを被弾。四回2死で103球となり、9安打5四球10失点で降板となった。

 昨年の日本シリーズのソフトバンク戦で4失点し、敗戦投手となっていた。「真っすぐが通用するのか試したい。抑えたら自信になる」とリベンジを誓って臨んだが、3被弾はいずれも直球。バレンティンには149キロをバックスクリーンまで運ばれた。

 これまで順調に調整を進めてきた。首脳陣の高卒2年目右腕への期待は大きい。開幕ローテどころか、今や先発陣の中で菅野、サンチェスに次ぐ3番手の位置付けだった。戸郷は「今まで調子が良かった分、悪かったのが一気に出た」とうなだれた。自慢の直球が通用しなかったショックは尾を引きそうだ。

 先月末に右肩周辺の肉離れを発症した畠に続き、戸郷と同期のドラ1左腕で昨季5勝を挙げた高橋優貴(23)も左肘痛のため離脱した。先発ローテ候補が次々と消える緊急事態に、首脳陣は頭を抱えている。

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