NBA八村ピンチ…コロナ感染ジャズ選手と濃厚接触していた

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 米プロバスケットボール(NBA)の日本人ルーキー・八村塁(22=ウィザーズ)も踏んだり蹴ったりである。

 NBAは11日(日本時間12日)、リーグ所属選手に新型コロナウイルスの感染者が出たため、同日の試合を最後にレギュラーシーズンを中断すると発表。再開時期などを含めて今後、協議する。

 複数の米メディアの報道によれば、感染したのはユタ・ジャズのセンター、ルディー・ゴベア(27=フランス)。同選手は数日前に体調不良を訴えて本拠地ソルトレークシティーの病院で検査を受けた結果、陽性と判明した。

 米国内での感染拡大を受けNBAでは、ファンとのハイタッチを控えるよう選手らに通達し、報道陣のロッカールームへの立ち入りも制限するなどの予防措置を講じてきた。ウィザーズも、八村を取材するメディア向けに会見場を用意するなど対策を取ってきたとはいえ、日本人ルーキーが感染した可能性は否定できない。八村は今回、罹患が発覚したと思われるゴベアと濃厚接触していたからだ。

 2月28日(同29日)、敵地ビビント・スマート・ホーム・アリーナでの対戦だった。この試合で、八村は32分間出場し、持ち前の献身的なプレーで、15得点、7リバウンド、3スティールをマークした。第1クオーター(Q)途中には、216センチの長身ゴベアと対峙し、激しく体をぶつけてポジショニング争いを繰り広げるなど、再三にわたってマッチアップ。

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