延期になったマスターズ 13Hパー5新設ティーは使われる?

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 タイガー・ウッズが連覇を遂げてメジャー通算16勝目に到達するか、に注目が集まった今年のマスターズは延期になり、もうひとつの“見どころ”も先延ばしになった。

 会場のオーガスタナショナルGCはアーメンコーナー出口の13番パー5を改造しており、新しいティーイングエリアを50~75ヤード後方に造っていた。今年お目見えか、とメディアやファンの間で注目を集めていたのだ。

 3年ほど前に、数十億円をかけて隣接するオーガスタCCの土地の一部を買収。フレッド・リドリー会長は昨年、「改造を躊躇なく行う」と語っていた。

 13番ホールは90年近く前の造成時にインディアンの遺骨が見つかった場所といわれ、祈りを捧げたところからアーメンコーナーのネーミングが付けられたともいう。

 ホール左サイドの斜面からグリーン奥まで、1600本の色鮮やかなツツジが彩るコース名物の左ドッグレッグホールである。

 さらにフェアウエー左側からグリーン手前までクリークが流れており、マスターズ創始者の球聖ボビー・ジョーンズが、「2オンを狙うには大きな決心がいる」と評した難関ホールだった。

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