ロッテ佐々木がコロナ禍で目標上方修正 一軍へ最短プラン

公開日: 更新日:

 初球、いきなり157キロを投げ込んだ。

 ロッテドラフト1位右腕・佐々木朗希(18=大船渡)が24日、フリー打撃に登板。プロ入り後、初めて打者を相手にした投球で、またも周囲の度肝を抜いた。

「高めは今まで見たことがないくらい速い。ボールが小さく見えた」と、驚きの表情で衝撃を口にしたのは、ドラフト5位新人の福田光輝(法政大)。オール直球で投じた全25球のうち、実に13球が150キロを超えた。最速157キロを3度マークし、捕手を務めた育成2位新人の植田将太(慶大)の差し出したミットがスピードに追いつかず、捕り損ねる場面もあった。

「素晴らしい球を投げていた。本当に順調にきていますね」

 見守った井口監督もニッコリである。

 それでいて本人、「目立っていい球はなかったです。球速にバラつきがあったので」と不満を口にするのだから、いよいよ周囲は「末恐ろしい」と喜ぶのだ。

■開幕直後にも一軍デビュー

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因