センバツ中止で目標切り替え 夏の甲子園は沖縄勢に要注意

公開日: 更新日:

 全国の先陣を切った。

 25日、高校野球の沖縄春季大会がセルラースタジアムなどで開幕。延長十三回のタイブレークに突入する激戦となった那覇対北谷戦など計9試合が行われた。中止になったセンバツから導入される予定だった1週間で500球以内の球数制限や、申告敬遠が適用され、同戦では申告敬遠が活用された。

 その一方で、新型コロナウイルス感染拡大により、全国各地では春季大会開催のメドが立っていない。25日時点で開幕を予定、もしくは未定になっている県が大半で、静岡、福岡、四国4県では中止が決定した(福岡は各地区大会は開催)。

 センバツが中止になり、各校は夏の甲子園に目標を切り替えている。高野連はこの日、5月中に開催に関して何らかの方向性を出す方針を示した。夏に開催できるかどうかはコロナ次第だが、沖縄はどの都道府県よりも早く準備や対策を進められる。夏に有利に働きそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発