ウィンブルドンテニス延期か中止検討 来週にも緊急会議

公開日: 更新日:

 テニスの4大大会(グランドスラム)のひとつであるウィンブルドン(全英)選手権(6月29日開幕)の主催者は25日(日本時間26日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、延期か中止を前提に検討すると発表した。主催するオール・イングランド・テニスクラブの関係者によれば、来週にも緊急幹部会議を開いて正式に決定するという。

 グランドスラムは、1月の全豪オープンがすでに終了。5月下旬に開催予定だった全仏オープンは9月20日~10月4日に延期することが発表された。

 当初、ウィンブルドンは無観客での実施も視野に入れ、予定通りに開催すると発表していたが、23日にジョンソン首相が3週間の外出制限を発表するなど、感染リスクが高まったことから、中止に向けた検討に入ることになった。

 大会の開催をめぐっては選手の間からも懐疑的な声が上がっており、前回覇者のノバク・ジョコビッチ(32)は自身のSNSに「今は誰にとっても耐えるべき時だ。世界が健康でなければならない」と、自粛を訴えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」