五輪「開催ありき」が一変…森会長と山下会長の“赤っ恥”

公開日: 更新日:

 ちょうどよい機会ではないか。東京五輪の開催延期に合わせ、2人には「退場」してもらうべきではないか。

 IOC(国際オリンピック委員会)が7月開催予定の東京五輪の延期も含めて検討に入ると発表したことを受け23日、都内で会見を開いた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(82)。「今日の状況を見ると、国際情勢は変化して、まだ予断を許さない。欧州や米国など異常な事態になっている地域もある。いろんな(延期や中止を求める)声があるのに『最初の通り、やるんだ』というほど我々は愚かではない」などともっともらしく語っていたが、朝令暮改とはこのこと。「最初の通り、やるんだ」と言い続けてきたのは、他ならぬ森会長自身だった。

 会見から遡ること2週間前、森会長は、元電通専務の高橋治之理事が米紙のインタビューで、新型コロナウイルスの影響で五輪が今夏に開催できない場合は「1~2年延期するのが最も現実的」との見方を示したことを受けて、こう怒りをあらわにしていた。

「組織委としては当初予定通りに進める。方向や計画を変えることは全く考えていない。消極的、悲観的、二次的なことは、今は一切考えない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意