MLBサイン盗み疑惑捜査終了…田中将大の“死球制裁”あるか

公開日: 更新日:

 もうひとつはアストロズの年間席購入者が「サイン盗みは忠実なファンに対する裏切り行為」として、球団に100万ドルの支払いを求めたものだ。アストロズの地元ヒューストンは温厚な土地柄なので、ファンからの訴訟は今のところこの1件だけだが、レッドソックスの地元ボストンは口うるさいファンが多い。MLBがレ軍のサイン盗みを安易にシロと裁定した場合、強い反発を招き、シーズン席の代金の払い戻しや慰謝料を求める訴訟が多発する可能性がある。

 相手チームの投手による「死球制裁」もアストロズを上回るスケールで行われるとみられている。今年のオープン戦ではブレグマン、アルトゥーベらアストロズの主力打者たちが頻繁に「死球制裁」を受け話題になった。レ軍にはヤンキース、レイズという感情的に火花を散らすライバルがいるため「死球制裁」はより過激なものになるだろう。サイン盗みの最大の被害者はヤンキースの田中将大である。ヤ軍ファンは田中の「死球制裁」を期待している。

(スポーツライター・友成那智)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状