サイン盗みでGM・監督解任でもアストロズが手ごわいワケ

公開日: 更新日:

 二刀流に復帰するエンゼルス・大谷翔平(25)にとって、サイン盗みでケチをつけた同地区のライバルは今季も手ごわい相手となりそうだ。

 米大リーグ機構は13日(日本時間14日)、アストロズのルノーGM、ヒンチ監督に今季終了までの職務停止処分を科し、球団には最高額500万ドル(約5億5000万円)の罰金の他、今年と来年のドラフト1、2巡目指名権を剥奪した。アストロズは即日、GM、監督の2人を解任し、代行監督として昨季までベンチコーチを務めていたジョー・エスパーダ氏(44)が就任した。

 過去3年で2回ワールドシリーズに進出しているアストロズは投打に一流選手が揃い、若手の逸材も豊富。不正行為のリスクを負わなくても、相手と互角以上に戦える戦力を有していた。

 このオフは昨季20勝(5敗)右腕のコール(現ヤンキース)、同14勝(6敗)左腕マイリー(現レッズ)の2人がFA移籍したとはいえ、サイ・ヤング賞受賞経験のあるバーランダー(同21勝6敗)、グリンキー(同18勝5敗)は健在。野手の顔ぶれもほとんど変わらないだけに、今季も優勝を狙える戦力が揃う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち